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家づくりへの想い

先祖代々大工の家系

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実は私の親もその親も、先祖6代くらいまで遡ってずっと大工だったんです。

私の生まれは遠州森町で身近に自然の木々がある環境で育ちました。

15歳で大工の修行にでて27歳で独立しました。

これまでに弟子が8人、すでに独立し大工として活躍している者もいます。
親方として1番の幸せです。

彼らが今後弟子をとり後継者を育てていくこと、それが技術の継承であり木造建築の発展につながると思っています。

一時期は建築の訓練校で講師を務めていたこともあるのですが、これまで長年に渡って「人を育てる」ということに注力してきました。それが自分自身の家づくりを伝承することにもつながると考えています。

家を大事にすることは先祖を大事にすること

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家は生活や暮らしの拠点であり、かけがえのない人生を送る場所です。その人の生き方や考え方にも大きな影響を与えます。

 

たとえば木の家で育った子供は落ち着いた子供に育つという話もあります。家族が帰る場所であり心の拠り所でもある家を大切にしてほしい。

 

家はちゃんとメンテナンスしながら大事にしていけば、子や孫の代まで残していくことができる大切な資産でもあります。その大切な家を守るためにも「お抱え大工」としてお手伝いを続けていきたいです。

木造は1000年

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法隆寺の西院伽藍は、現存する世界最古の木造建築物群として1200年前の姿を今に伝えています。

 

木造建築はしっかりとした管理をしていくことでそれだけ長い年月のあいだ守っていけるという証明ですね。

最近は「古民家再生」や「リノベーション」といったように古いものを残そう、再活用しようという動きも出てきており、北谷建築でも取り組んでいます。

 

流行やトレンドなどではなく、家を大事にして次の世代に残していきたいという想いがあれば、それはとても自然なことだと思います。

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